第2回 キミコエ・オーディション

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TVアニメ「啄木鳥探偵處」制作発表会 開催レポート

2019.03.28

2019年3月23日(土)、東京ビッグサイトで開催された日本最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2019」KILLER PINKステージにて、キミコエ・プロジェクト第2弾アニメーション作品であるTVアニメ「啄木鳥探偵處」の制作発表が行われました。


ステージには声優・俳優の津田健次郎さん、先日最終オーディションで決定した「第2回 キミコエ・オーディション」グランプリの林幸矢さん、準グランプリの古沢勇人さん、アニメーション監督の江崎慎平さんが登壇し、本プロジェクトについて語っていただきました。


MC・松田裕市(以下、松田)「まずはどのような作品なのか、総監督の江崎さんにお伺いしましょう。」

江崎「石川啄木と金田一京助の名前は皆さんも聞いたことぐらいはあるかと思いますが、ふたりは時に恋人以上の熱い友情を培っていたという史実があります。そんなふたりの友情物語を縦軸に、明治の東京で起こる奇怪な事件を横軸に描いていくミステリー作品です。」

松田「では、史実を基に作家たちが交わっていく作品となるのでしょうか?」

江崎「そうですね。もしかしたら、同時期に生きた他の若き文豪たちもチラホラ出てくるかもしれません。」

松田「なるほど。ビジュアル的にもカッコ良い作家たちが、何人か出てくるわけですね。」

江崎「出てくるかもしれません(笑)。」

松田「楽しみです。それでは続いて津田さんにお伺いします。先日行われたキミコエ・オーディションで見届人としてご参加され、そして本作にもご出演されることが決定していますが、今の心境はいかがでしょうか?」

津田「ちょうど去年、AnimeJapanでキミコエ・オーディションのプロジェクトのステージに参加し、それから見届人として1年間オーディションに携わらせていただきました。そして、ついこの間、ここにいるふたりがグランプリと準グランプリに決定しました。長い間オーディションに携わり、最終オーディションでも見届人として参加させていただいたのですが、若い皆さんがガチンコでぶつかり、いろんなレッスンを経て人生を懸けて戦っている姿は本当に素敵でした。結果的にこのふたりが最終オーディションを勝ち残ることになったのですが、若い皆さんの大事な人生を懸けた場に立ち会えて、逆に勉強になりましたし、とても有意義な時間だったなと思っています。」

松田「林さんと古沢さんは、キミコエ・オーディションでグランプリ、準グランプリを受賞され、その特典として林さんは本作にメインキャストとして出演、古沢さんもご出演されることが決定しています。今のお気持ちはいかがでしょうか?」

「キミコエ・オーディションでグランプリを受賞しました林幸矢と申します。オーディションを合格してからまったく実感がなかったんですけど、さすがにこの場に立つと実感が湧いてきました。」

津田「めっちゃ緊張してるみたいです!」

「すごい緊張しています。今まではアニメを観る側だったんですけど、これからは作る側に参加させていただくということで、本当に緊張はしていますが、楽しみでもあります。」

古沢「キミコエ・オーディションで準グランプリになりました古沢勇人です。えっと、すごい緊張しています。準グランプリに選んでいただき、本当にありがたいというか、自分にとってはやっと人生のスタートラインに立てたのかなと光栄に思っています。人々に感動を届けられるような役者になれるよう心がけます。」

松田「このふたりがどんなキャスティングになるか、皆さん楽しみにしていただければと思います。それでは、作品に出演される皆様の意気込みを、代表して津田さんからお願いします。」

津田「そうですね、正直まだどういう作品になるかというのは先ほど監督からお話しいただいたくらいの情報しかなくてですね、これからですよね。」

江崎「そうですね、これからですね。具体的には第3話くらいまでの脚本ができています(笑)。僕としてはこれから長い旅が始まるような、期待と不安が両方ある気分です。」

津田非常に世界観が強そうで、とても面白そうな、文学の香りがしつつ、サスペンスの香りもしつつ、エンタメの香りもしつつ、どういう作品になるのかとても楽しみにしています。今後もいろんな情報がばんばん出て行くと思いますので、ぜひ注目して追いかけていただけたらなと思っています。」

江崎啄木の歌の才能、それから実は借金ばかりして少しあぶなっかしい面もある啄木と京助の物語を届けたいと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。」



<作品概要>
石川啄木と金田一京助の明治探偵譚 2020年春TVアニメ化決定!
浅草十二階こと凌雲閣で幽霊が目撃された―。明治42年、学者・金田一京助のもとへ石川啄木が持ち込んできた、幽霊騒動を報じる新聞記事。家族を養うため探偵業を始めた啄木から強引に誘われ、京助は助手役として調査に加わったのだが……。
原作は第3回創元推理短編賞を受賞した本格ミステリ小説「啄木鳥探偵處」(伊井 圭 著/創元推理文庫)。アニメ化にあたり、アニメーション制作をライデンフィルム、総監督を江崎慎平、シリーズ構成を岸本 卓が担当。さらにキャラクター原案として人気イラストレーター佐木 郁を起用。
2020年春より、TOKYO MX、BSフジ、CSファミリー劇場ほかにて放送・配信開始予定。

<公式サイト> kimikoe.com/kitsutsuki/
<公式Twitter>@kitsutsuki_DO


<STAFF>
原作:伊井 圭(創元推理文庫刊)
総監督:江崎 慎平
シリーズ構成:岸本 卓
キャラクター原案:佐木 郁
アニメーション制作:ライデンフィルム
制作:東北新社/ライデンフィルム
製作:「啄木鳥探偵處」製作委員会

<CAST>
津田 健次郎
林 幸矢(第2回キミコエ・オーディショングランプリ受賞者)
古沢 勇人(第2回キミコエ・オーディション準グランプリ受賞者) ほか

「第2回 キミコエ・オーディション」最終審査開催!グランプリは林 力也に決定!

2019.01.31

応募総数約1,200名から、グランプリを林力也(はやし りきや)、準グランプリを古澤勇人(ふるさわ はやと)に決定!
グランプリは新作TVアニメシリーズのメインキャストとして声優デビュー!

声の仕事はもちろんのこと、舞台・映画など幅広く活躍できる男性声優を募集・育成するため、
2018年8月から開催した「第2回 キミコエ・オーディション」の最終審査を、
2019年1月27日(日)に浅草橋ヒューリックホールにて開催いたしました。

今回の最終審査には、応募総数約1,200名の中から、1次、2次審査を通過し、
レッスン形式の3次審査を経たファイナリスト12名が参加しました。

「自己PR」審査では、自由な形式で個性をアピール。
アカペラでの熱唱や、筋トレを行いながらの自己紹介、木刀で殺陣を披露するなど、
決められた課題だけでは表現しきれない長所を審査員に届けるべく、
自らのバックボーンを活かした渾身のパフォーマンスを披露しました。

続いての審査は、「歌唱&ダンス」。
自己PRで緊張がほぐれたファイナリストたちは、
これまでのレッスンで何度も練習した歌とダンスの成果を1人ずつステージで披露。
歌詞のタイミングに合わせてジャンプしたり、締めくくりの振り付けにエアギターを入れたり、
課題にプラスαのオリジナリティを盛り込んでアピールしようという工夫と意気込みを見せました。

そして最後の審査は、表現力を見極める「演技」。
12人のファイナリストたちが6組のペアに分かれ、
2人のキャラクターが会話するオリジナル台本のエピソード1〜6を、1組ずつリレー方式で朗読いたしました。
台本自体は事前に渡されていたものの、
ファイナリストたちが自分に振り分けられるエピソードや配役を知ったのは当日のこと。
それでも、これまで穴が空くほど脚本を読み込んで演技の練習を積み重ねてきたファイナリスト達。
まるでエピソードのシーンが目に浮かんでくるほど感情豊かに演じ上げました。

3つの審査が終了し、7人の審査員は協議のため別室に移動。
事前に公式ホームページで公開したプロフィールとボイスサンプルを元に行われた
一般投票の結果も加味しつつ、約1時間に渡る協議の末、
ついにグランプリを林力也、準グランプリを古澤勇人に決定いたしました。

準グランプリを受賞した古澤勇人は、受賞の感想を求められると
「自信はありませんでしたが、やりたいことはやれたので嬉しいです。」と清々しい表情で語り、
グランプリを受賞した林力也は、自分でも信じられないのか驚いた表情で
「何だろう、どうしよう…こんなことになると思ってなくて。」と喜びをあらわにしました。

総評では、審査員を代表し清水洋史音響監督が
「数カ月前に審査を通過した時は役者としてまだまだだった12人が、
今日はこれまでの努力の跡をしっかり見せてくれ、その成長ぶりにビックリしました。
この数カ月間の伸びしろが今後も生み出せるのであれば、全員さらなる成長が期待できます。
ただし今回のオーディションでグランプリに輝いたと言っても、まだスタートラインに立っただけ。
もしかしたら、今回選ばれなかった10人の方が先にデビューできるかもしれません。
そうした今後にも期待しながら、数年後にまたどこかで会いたいと思います。」と述べました。

また、見届け人の津田健次郎さんも
「おめでとう。このチャンスを機に大きく羽ばたいてください」と勝者の2人を称える一方、
「今回選ばれなかった10人の皆さんも、人生には敗者復活戦があるので、
これからも頑張ってください。」と敗者への労いの言葉をかけました。

現在の演技力と今後の成長力を評価され、
長く厳しい審査を勝ち抜いたグランプリと準グランプリの2名。
前途有望な彼らの活躍にぜひご期待ください!


【「第2回 キミコエ・オーディション」最終審査 概要】

●日時:2019年1月27日(日)14:00~17:15

●各賞受賞者:
グランプリ 林力也(はやし りきや)
準グランプリ 古澤勇人(ふるさわ はやと)

●グランプリ特典:
①新作TVアニメシリーズ(制作:東北新社/ライデンフィルム)のメインキャストとして声優デビュー
②声優事務所オフィスPACへの所属
③東北新社グループの番組や吹替作品への出演
④レッスン費全額免除(映像テクノアカデミアによるレッスン)※オーディション終了後から1年間

●「第2回 キミコエ・オーディションファイナリスト」一覧:
赤星優希、石田達宏、岡田尚也、片山雅俊、齊藤亮太、酒井昂希、豊島聖人、南須原亮治、林力也、
古澤勇人、森田力斗、山田寛人

●審査員 一覧:
江崎慎平、岸本卓、清水洋史、結城アイラ、青沼綾、中島浩二郎、林隆司 ※敬称略・順不同

●見届け人:津田健次郎

公式HP:http://kimikoe.com/

いよいよグランプリが決まる!1月27日(日)最終審査開催!生配信も決定!

2019.01.17

いよいよグランプリが決定!「第2回 キミコエ・オーディション」、2019年1月27日(日)に最終審査開催!


声優・俳優を目指す男性を募集する「第2回 キミコエ・オーディション」では、
応募総数約1,200名の中からグランプリを決定する最終審査を、2019年1月27日(日)に開催!

イベント当日の模様を公式HP、およびキミコエプロジェクト公式YouTubeチャンネルにて生配信いたします!


今回の最終審査では、応募総数約1,200名の中から1次審査・2次審査を勝ち抜いたファイナリスト12名が、
グランプリをかけて自己PR、演技、歌唱・ダンス審査を行います。

審査員には、『はねバド!』で監督を務めた江崎慎平氏をはじめ、
『ハイキュー!!』など多数の人気アニメーションで脚本を務める岸本卓氏、
『ユーリ!!! on ICE』で音響監督を務める清水洋史氏など、豪華なメンバーが参加するほか、
“見届け人”として俳優・声優の津田健次郎さんもご登場いたします。

いよいよグランプリが決定する「第2回 キミコエ・オーディション」。
誰がグランプリを獲得するのか、今後の展開にぜひご注目ください!


【「第2回 キミコエ・オーディション」最終審査 概要】
●日時:2019年1月27日(日) 14:00~17:15 ※時間は変更になる可能性がございます。
※一般の方の入場は受け付けておりません。

●生配信:キミコエ・プロジェクト公式HP、および公式YouTubeチャンネル
※2019年1月27日(日)14:00~配信予定

公式HP:http://kimikoe.com/

公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/watch?v=_taWT_E2X0E

●合格者特典:
①新作TVアニメシリーズ(制作:東北新社/ライデンフィルム)のメインキャストとして声優デビュー
②声優事務所オフィスPACへの所属
③東北新社グループの番組や吹替作品への出演
④レッスン費全額免除(映像テクノアカデミアによるレッスン)※オーディション終了後から1年間

●「第2回 キミコエ・オーディションファイナリスト」一覧:
赤星優希、石田達宏、岡田尚也、片山雅俊、齊藤亮太、酒井昂希、豊島聖人、南須原亮治、林力也、
古澤勇人、森田力斗、山田寛人

●審査員 一覧:
江崎慎平、岸本卓、清水洋史、結城アイラ、青沼綾、中島浩二郎、林隆司 ※敬称略・順不同

●見届け人:津田健次郎

【開催レポート】津田健次郎さん、清水洋史音響監督が参加!「第2回 キミコエ・オーディション」特別公開レッスン

2018.12.27

声優・俳優を目指す男性を募集する「第2回 キミコエ・オーディション」、2018年12月15日(土)に特別公開レッスンを開催!

今回は、応募総数約1,200名の中から選ばれたファイナリスト達が、2019年1月末開催予定の最終審査に向け、オーディションの“見届け人”で俳優・声優として活躍する津田健次郎さん、審査員を務める清水洋史音響監督を迎え、スペシャル座談会を開催いたしました。

声優養成所で基礎を磨いてきた人から、演技経験ゼロの人まで、多彩なメンバーが揃ったファイナリストたち。

まずは自己紹介も兼ねて1人ずつ、「第2回 キミコエ・オーディション」への志望動機やこれまでの審査について振り返りました。

審査員の前でパフォーマンスを行う2次審査では緊張のあまり「自分らしさが出せなかった」「何をアピールしたか覚えていない」という声が多く聞かれ、ほぼ全員が2次審査通過の通知に対し「自分でいいの?」「間違いじゃないの?」と驚いたとか。

それぞれ同じゴールを争うライバルではありながら、演技・歌・ダンスなどのレッスン(3次審査)で切磋琢磨し合う日々を通じて絆を育んできた様子もうかがえました。


続いて、当日の演技レッスンを見学していた津田さんがその感想をコメント。

開口一番「正直言って、あまり面白くありませんでした」という厳しい一言にファイナリストたちの表情が一変。
演技を成立させるためにキチンとやろうとしすぎるあまり、芝居が大人しくなって胸を打たれませんでした。3次審査の限られたレッスン期間で手探りしている時間なんてありません。若い時というのは“三振かホームラン”しかないわけで、失敗や怒られることを恐れずやりたいようにやり、すべての瞬間にフルスイングで挑んだ方がいいと思いますよ」と叱咤激励を贈りました。


さらに、ファイナリストたちが日々のレッスンで抱える悩みや疑問を募り、声優界の先輩として幅広く活躍する津田さんが回答。

声優養成所に通って3年になる森田力斗の「スクールでは自分のやりたいように芝居をやってきましたが、レッスンでやりたい芝居をやるたびに『違う』と否定され、モヤモヤしてしまいます」という悩みに対し、津田さんは「今の君は、これまでラケットで自由にボールを打っていたところから、野球のバットに持ち替えた状態。野球という定められたルールの中で、今までやってきたラケットの打ち方ができないか模索してはどうですか」と提案。

津田さんの回答を受け継ぐ形で清水監督が「職業として役者を追求するなら、『好きなことしかやらない』ではなく、出される課題を乗り越えていく必要があります。演技に対して細かい点を注意されるのは、君が他人を演じようとしてるからだと思います。その役柄がどんな人物で何を思っているかまで深く考え、そこに自分の人格をはめ込んで、“架空のキャラクター”から脱して“そこに存在する人間”を表現するように考えてみてください」とアドバイスしました。


続いて、ファイナリストの中で最年少の豊島聖人がキャラクター作りについての悩みを告白。「キャラクターの声質を自分なりに考えてもレッスンで注意されるのですが、あまり声を作らない方がいいのですか?」という疑問に対して、津田さんは「キャラクター作りというのは、一種の落とし穴のようなものです。“声を作る”という発想ではなく、キャラクターの肉体やリズムを意識してしゃべるようにすれば、結果的にキャラクターが作り上げられていくはずです」と返答。

その悩みを解決するために演劇本などを読んだか尋ねられた豊島が「読んでいません」と答えると、津田さんは強い口調で「戦場で生き残るために銃のマニュアル本が必要であれば、死ぬ気で探して読みますよね? たとえ本が苦手でも、人生を賭ける気持ちで読むべきです」とアドバイス。

清水監督からも「まずキャラクターというのは、役者が“こういうタイプ”と決めたままに実現するものではなく、役者が表現した行動や心理を通じて見る人が判断するものです。
君たちが直面している悩みのほとんどは先人たちがすでに経験したことで、様々な解決法も財産として残されています。悩んだ時は本を読んで勉強することで手がかりが見つかるはずです。」と向上心を促すメッセージを投げかけました。

ファイナリスト達の悩みに熱心に耳を傾け、一人の役者として真剣に答えていった津田さん。


最後は「これからのオーディションもシビアな局面が待っているでしょうが、今できる最善を尽くすことが大事です。『2018年に何をやったか』と振り返った時に『ずっと芝居に励んでいた』と思えるほど、凝縮した時間を走っていってください」というエールで締めくくりました。

いよいよ最終審査が迫る「第2回 キミコエ・オーディション」。
ファイナリスト12人の中から誰が勝ち上がるのか、その行方にぜひご注目ください。

声優 津田 健次郎 × 音響監督 清水 洋史 「未来の仲間に捧げるメッセージ」vol.3 

2018.12.06

行儀よくまとまらず、等身大の自分を武器に


清水 津田君が初めて声優の仕事をしたのはいつでした?

津田 1995年の「H2」にオーディションで選ばれて参加したのが最初です。それまではずっと舞台に出演していました。

清水 その頃はどんな演技スタイルだったの?

津田 「うまく演じよう」と思ったことは一度もなく、リアル志向の表現をゴリゴリ追求していましたね。

清水 「H2」のオーディションでどんなところが評価されたと思う?

津田 アニメということを意識せず、舞台でやってきたリアル志向の演技で挑みました。でもそれが逆に新鮮に感じてもらえたのかも。

清水 オーディションで津田君を発見した人は、むしろそこに惹かれたんでしょうね。役者は世界の雑多な要素を取り込んでいく仕事だから、その材料は多ければ多いほどいい。だから、既存のアニメで見たものをなぞるようでは、演技の引き出しも作り手の想定内にとどまるし壁に突き当たってしまう。性格・経験・アニメ以外の興味といったあらゆるバックボーンが役者を形作るわけだから。

津田 実は「H2」以前はアニメをあまり見たことがなく、だからオーディションでは今までやってきたことをぶつけるしかなかったんです。

清水 そうしたありのままの津田君が「発見」され、その後もいろいろな人たちに求められていくうちに、津田君というキャラクターが次第に形作られていったんじゃないかな。どんな才能も「発見」されないことには世に出られない。オーディションの意義はまさに原石の「発見」にあるわけで、今回のキミコエ・オーディションでも自分のすべてをひっくるめて、臆することなくありのままの姿を見せてほしいです。

津田 演技の世界に入って感動したのは、自分のネガティブな感情を表現してもいい、いや、むしろ面白がってもらえるんだっていうこと。こんな、ありのままの自分をさらけ出せる仕事はなかなかないですよ。

清水 そうやって自分をさらけ出せる人たちと一緒に仕事をしたいよね。

津田 子猫の小さい爪みたいな武器でもいいから(笑)、「なんだコイツ!」と思わせてくれる人と一緒に演技できるとテンションが上がりそう。

清水 こうやって津田君の心に火をつける、インパクトのある人たちの応募を待っています。

津田 最初から突出した技術を持っている人はなかなかいないから、正直そこはオーディションで求められていないはず。それより、プロの現場に長く携わって今さら生半可なものでは感動しない審査員の方たちに、「この子はもっと見てみたい」という可能性を感じさせる原石のようなもの。いわば等身大の若さでしか表現できないものを武器にすれば、道は開かれるんじゃないでしょうか。

清水 まったく同感ですね。前回のキミコエのレッスンで最初に話したのが、まさに津田君が言ったようなこと。既存のルールを疑って歯向かうことが、若さの特権。ルールに縛られて行儀のいい人よりも、自分の信じるものを貫いて積極的にルールを壊そうとする人、つまり自分を丸裸で見せられる人の方が「こいつ面白いじゃん」と目に留まると思います。ルールを壊したり歯向かった先に何があるのかは、我々が責任を持って見定めますよ。

津田 とにかくオーディションでは等身大の自分を恐れずにさらけ出してほしい。それはしんどい作業ではあるけど、そのぶん説得力のこもったエネルギッシュな表現が生まれてくるはずだから。


▼前回の記事
声優 津田 健次郎 × 音響監督 清水 洋史 「未来の仲間に捧げるメッセージ」vol.2

声優 津田 健次郎 × 音響監督 清水 洋史 「未来の仲間に捧げるメッセージ」vol.1

声優 津田 健次郎 × 音響監督 清水 洋史 「未来の仲間に捧げるメッセージ」vol.2

2018.12.06

絶対認めさせる!ぐらいのギラギラした若者に期待


津田 前回のキミコエ・オーディションはどんな印象でしたか?

清水 この仕事は一般の視聴者の方と接する機会がなかなかないから、まずはこんなにも声優志望者がいるのか!とビックリし、どんな人たちが声優を志しているか肌で感じることができて貴重でした。

津田 なるほど。

清水 声優って音楽や絵画と違って、アマチュアとして楽しむ層がいない。個人的には、一般人が休日に趣味で声優を楽しむような日が来ればいいと思っているんですけど、現状はアマチュア層という「プロの予備軍」がいないから、声優志望者という裾野が我々からは見えにくい。オーディションを通じてそういう人たちと出会うことができて、彼らがプロになる道筋を明示できるか考える、いいきっかけになりました。

津田 今回のキミコエ・オーディションのように、ある種のシステムが整えられるといいですね。

清水 一般的にはオーディションは一発勝負だけど、今回のようにオーディションで絞り込まれた選抜者たちへのレッスンも行うというのは珍しいんですよ。養成所で訓練してきた人も、まったくの初体験という人も、共通の課題で等しくレッスンを受ける。その指導を通じてどう成長するか、という伸びしろも目の当たりにできて面白かったですね。

津田 僕もドキュメント番組で見ました。「あの子がこんなに成長するんだ!」という成長過程を見られて興味深かった。レッスンを通じて彼らの日常も垣間見えますよね。

清水 前回は合宿中にバーベキューを開催し、選抜者たちの行動をカメラでモニタリングしたんだよ(笑)。

津田 バーベキューってその人の性格が出そう(笑)。

清水 そうやってずっと見守っているうちに選抜者たちへの思い入れが深まるから、最終選考ではこっちも感受移入しちゃって…。

津田 今回のオーディションは男性が対象だから、また違った雰囲気になりそうですね。

清水 おしなべて早熟な女性と違って、20代の男性ってまだ未成熟で荒削りだから、接する距離感を変える必要がありそう。自分が20代だった頃って、あまり思い出したくないでしょ?

津田 正直言って、一番キツイ地獄の時期でした(笑)。役者で食えないことは覚悟していたけど、一所懸命頑張っているのに誰にも認めてもらえない。それどころか、芝居を見てもらえる機会すらないのはキツかった…。

清水 同じ男性である彼らにとって僕らのような大人は「あいつを倒さなければ上に行けない!」っていう「父殺し」の対象になると思う。

津田 言われてみれば僕も20代の頃は「全員倒してやる」ぐらいのギラギラした気持ちを持ってましたよ。

清水 たいした武器にもならないのに、刺さりもしない爪を研ぐとか(笑)。20代の男ってそういう厄介な存在なんだけど、むしろ歯向かうぐらいの勢いがある人たちに応募してきてほしい。

津田 こっちも腹をくくる必要がありそう(笑)。でもそんな「なんだかワケの分からないもの」を抱えている人たちと会ってみたいですね。

清水 ところで、声優として成功するにはルックスが影響すると思います? 津田君を見れば訊くまでもないかもしれないけど(笑)。

津田 やめてくださいよ(笑)。声優に限らず役者というのは、スポーツ選手に近い気がします。声質や体格など持って生まれた要素にわりと左右され、スポーツ選手が抱える肉体の壁という残酷さをはらんでいると思うんですよね。女性でいえば、可愛いヒロインを演じたいと思っていても低音の声だとやっぱり厳しい。だからといってそこであきらめるのではなく、自分にしかできない新しいヒロインを目指せばいいんです。声優にルックスや肉体が大きく左右するのは確かですが、それを乗り越えられるものがあればいいんじゃないかな。

清水 同感です。前回のキミコエのレッスンで同じようなことを話しましたよ。役者はアスリートと同じで、生まれ持ったものに頼らざるを得ない。不平等ではあるけど、自分の声やルックスをまるごと受け入れて生きていくしかない、って。

津田 確かに、そうやって自分を認めるところが第一歩かもしれない。

清水 ただし役者がアスリートと異なるのは、アスリートはピークを過ぎれば戦いの場に立てないけど、役者は「10代の役」から「70代の役」までいくつものレーンが作品という同じトラック上に並んでいる。その中に自分のポジションを見つけられる可能性は誰にだってある。津田君が言うようにルックスは声優に影響するけど、そこですべてが決まるわけではないと思いますよ。


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声優 津田 健次郎 × 音響監督 清水 洋史 「未来の仲間に捧げるメッセージ」vol.3

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声優 津田 健次郎 × 音響監督 清水 洋史 「未来の仲間に捧げるメッセージ」vol.1

声優 津田 健次郎 × 音響監督 清水 洋史 「未来の仲間に捧げるメッセージ」vol.1

2018.12.06

「キミコエ」見届け人は応募者にとっての目標

清水 津田君は第2回キミコエ・オーディションの見届け人を務めることになったけど、このオーディションにどんな印象を持ってます?

津田 合格すればレッスンが受けられたり、新作アニメのメインキャストとしてデビューできたり、声優志望者にとっては「豪華特典付き」といえる大きなチャンス。こうしたオーディションを大々的にやるのは業界にとって良いことですし、志望者にとっても目標が分かりやすくチャレンジしやすいですね。

清水 見届け人としてやってみたいことなんかは?

津田 実は、まだ見届け人としてのポジションをつかめてないんです。前回の見届け人だった三森すずこさんは何をしました?

清水 選考プロセスをチェックして、映像で随時メッセージを贈っていましたよ。見届け人は応募者を見守りながら応援する立場であり、応募者にとっての目標でもありますね。

津田 目標か…けっこう責任重大かも。

清水 あるいは、まだ声優として世に出ていない彼らの演技を見定める「最初の観客」とも言えるかな。応援には「頑張れ」だけでなく叱咤激励も含まれるわけだから、津田君には温かく見守ると同時に、厳しいアドバイスも期待しています。津田君は仕事に厳しい人だから。

津田 清水さんに言われたくないですよ(笑)。

清水 この業界には「スタジオ(アフレコ収録)が長い」と言われるディレクターがいて僕もその一人なんだけど、津田君は先の見えない道を辛抱強く一緒に歩いてくれる数少ない仕事のパートナーとして助けてもらっていて、とても心強い存在ですよ。

津田 そんな…。ちょっと脱線したからアドバイスの話に戻りますが、芝居に関して「正解」はないから、他人が教えられるものではないと思います。だから普段から基本的には後輩に細かくアドバイスしていません。応募者の皆さんにも、いろいろな体験やチャンスを通じて自らつかみ取ってほしいですね。

清水 津田君が作品を演出する時はどうしているの?

津田 最初はキャストの皆さんにお任せして、まずは自由に演じてもらっています。

清水 確かに、津田君が「こうやるんだよ」と演技を見せたところで、その通りにできるわけではない。ましてや経験がない人たちだったら、なおさら。前回のオーディションでも感じたことだけど、基礎としてのスキルは教えられても、その技術を実際にどのタイミングでどう活かすかまでは教えられないからね。

津田 学んだ「公式」と現場での課題をどう結びつけるかは難しいけど、逆に声優の面白味はそこにあるのかも。


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声優 津田 健次郎 × 音響監督 清水 洋史 「未来の仲間に捧げるメッセージ」vol.2

声優 津田 健次郎 × 音響監督 清水 洋史 「未来の仲間に捧げるメッセージ」vol.3

【重要告知】2次審査進出のチャンス!『mysta』特別枠で2次審査進出権をかけた争奪戦を開始!!

2018.09.28

「第2回 キミコエ・オーディション」では、
動画投稿アプリ『mysta』を利用した【2次審査進出権をかけた争奪戦】を2018年9月28日(金)から開始いたします!


動画投稿アプリ『mysta』上で開催する2次審査進出権をかけた争奪戦は、
エントリー者が投稿した自己紹介・歌の動画に、
視聴者の票数によってランク付けが行われる視聴者参加型の審査です。

そしてランキング上位3名が1次審査をパスし、そのまま2次審査に進出することができます。

既に他の応募方法で応募を完了している方も、重ねてご応募いただくことが可能です。

合格への道がより広がります!ぜひ、チャレンジしてみてください!



【「第2回 キミコエ・オーディション mysta特別枠」 概要】

<スケジュール>
●募集開始日:9月28日(金)
●公開日  :10月12日(金) 12:30
●締め切り :10月19日(金) 12:30
●終了日  :10月26日(金) 12:30
※ランキング1位〜3位の上位3名が2次審査に進出

<応募資格>
「第2回 キミコエ・オーディション」応募資格に準じます。
※既に「第2回 キミコエ・オーディション」にWEB・郵送含むその他の方法でエントリーされている方も、併せてご応募が可能です。
※「第2回 キミコエ・オーディション」の2次審査以降の審査スケジュールにご参加いただける方

<応募方法>
動画投稿アプリ『mysta』をダウンロードし、自己紹介・歌の動画を投稿。

<動画テーマ>
「自己紹介」と「歌」を披露

<投票方法>
アプリ視聴者の投票が反映されるオーディションです。下記より『mysta』アプリをダウンロードしていただくことで投票が可能になります。

『mysta』ダウンロードはこちらから

※「第2回 キミコエ・オーディション mysta特別枠」チャレンジはmysta株式会社が主催しているものであり、Apple Inc.、アップルジャパン合同会社、Google Inc.によるものではありません。
※不正チアなどが発覚した際には、チャレンジ終了後にランキングの更新を行う場合がございます。ご了承ください。

【お知らせ】好評につき応募締切延長決定!10/8(月)まで!

2018.09.14

好評につき応募締切延長決定!10/8(月)まで!


第2回 キミコエ・オーディション、好評につき応募締切の延長が決定いたしました!


応募締切は10/8(月)までとなります。

応募資格、選考スケジュール等の変更はございません。
オーディションについての詳細は公式HPをご覧ください。


みなさまのご応募、お待ちしております!


第2回 キミコエ・オーディション詳細はこちら

【お知らせ】審査員決定!人気アニメを手掛ける豪華クリエイター陣が参加!コメントも到着!

2018.08.22

第2回 キミコエ・オーディションの審査員が決定いたしました!

今回のオーディションには、
『はねバド!』で監督を務めた江崎慎平氏をはじめ、
『ハイキュー!!』など多数の人気アニメーションで脚本を務める岸本卓氏、
『ユーリ!!! on ICE』で音響監督を務める清水洋史氏
など、豪華なメンバーが審査員として参加いたします。

そして、審査員の方々からの応援コメントも到着!

みなさまのご応募、お待ちしております。


*審査員コメント*

江崎 慎平
アニメーション監督
代表作:『はねバド!』『モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ』ほか多数

新しい作品に参加するときに楽しみなことの一つが、人との出会いです。
こちらは演出家なので、特に役者さんとは一蓮托生。
どんな声の表現に出会えるのか、オーディションでは毎回自分もドキドキしています。
体当たりで、あなたの魅力を思いっきり表現してみてください。
そして、一緒に作品を作りましょう!


岸本 卓
脚本家
代表作:『ハイキュー!!』『はねバド!』ほか多数

オーディションの審査員など、シナリオライターの僕には荷が重いなぁと思いつつ、
新しい体験がしてみたいという利己的な動機で参加させていただきました。
今回の作品では、本筋は王道でありながら、
実験的なお話づくりにも挑戦していきたいと思っています。
どんな声に出会えるのか、とても楽しみにしています。


清水 洋史
株式会社東北新社 外画制作事業部 演出部 チーフディレクター
代表作:『ユーリ!!! on ICE』『ルパン三世 新TVシリーズ』ほか多数

フィクションは現実を変えるのか?答えはおそらくNOだ。
しかし現実を変えようとする誰かの心に火を灯すくらいのことはできるかもしれない。
架空の誰かを演じることが、もしかしたら誰かの人生を変えるかもしれない。
やってみたい?そのための第一歩は、まず自分の人生を変えること。
答えはそこにある。


結城 アイラ
歌手・作詞家
代表作:『Violet Snow』(アニメ『ヴァイオレットエヴァーガーデン』)
    『Heavenly Visitor』(作詞)(アニメ『アイドリッシュセブン』)

キミコエ・オーディション第2弾!開催おめでとうございます!
第1弾では、楽曲の作詞家として関わらせていただいてましたが、
今回は審査にも参加させていただけるとのこと、とても楽しみです。
人生は1度きり。せっかくなら思いっきり楽しんで、思いっきり悔しがって、
最後は大笑いできるような瞬間を見つけてみませんか?
あなたの中の原石を輝かせるお手伝いができたらと思いますので、
たくさんの挑戦をお待ちしております!


青沼 綾
『JUNON』『声優JUNON』編集者

時代は今、若手声優の戦国時代だと思います。
まさに群雄割拠の昨今、声優としてブレイクスルーするものは、
何かキラリと光る”本人のリアリティ”ではないかと感じています。
私が紙媒体の編集者として『JUNON』『声優JUNON』で追ってきた・表現したかったものは、そこにあるように思います。
”声”自体のことは専門外の私ですが、
みなさんのそんなパワーを感じ取れるのを楽しみにしています。


中島 浩二郎
株式会社オフィスPAC 代表取締役

声や演技の能力は自分ではなかなかわかりませんよね。
私たちはその素質も見ますが、探究心、向上心、コミュニケーション能力など、
「人間力」が高い方を求めます。
これらを高いレベルで持ち合わせた人は成長します。
オフィスPACはその成長を支えるべく最大限のバックアップを行い、
「成長」から「成功」へ共に歩んでいきたいと考えています。


林 隆司
株式会社東北新社 キミコエ・プロジェクト リーダー

東北新社グループ全体でバックアップ(合格後の事務所所属/レッスン/各種活動サポート等)
していくオーディション企画ですので、一歩を踏み出すことを恐れず、
声優や俳優の仕事に興味がある、人前で表現するのが好き、
そんな方は是非チャレンジして頂きたいと思います!

【お知らせ】「DAM★とも」でのご応募が可能になりました!

2018.08.10

2018年8月1日(水)から募集を開始した「第2回 キミコエ・オーディション」では、
2018年8月10日(金)から「DAM★とも」でのエントリーが可能になりました!
これまでのWEB応募、郵送応募に加え、
DAM設置店において「DAM★とも動画/録音」を利用し、
自身の歌声・歌唱シーンを録画・録音することで、簡単にエントリーすることができます。(※)

より気軽に応募が可能となった「第2回 キミコエ・オーディション」。
声優だけにとどまらず、舞台、映画と幅広い分野で羽ばたく、第一歩を踏み出しませんか?
みなさまのご応募をお待ちしております。


(※)「DAM★とも」サイトで応募後、
「第2回 キミコエ・オーディション」公式サイトで課題演技を提出して応募完了となります。

【情報解禁!】「第2回 キミコエ・オーディション」8月1日(水)から男性声優の募集を開始!~合格者は新作TVアニメのメインキャストに~

2018.07.04

\「第2回 キミコエ・オーディション」8月1日(水)から募集を開始!/

キミコエ・プロジェクトでは、
声優・俳優を目指す男性を募集する「第2回 キミコエ・オーディション」を
2018年8月1日(水)から開始いたします!

今回のオーディションでは、声の仕事はもちろんのこと、
舞台・映画など幅広く活躍できる男性声優を募集いたします。

合格者は、東北新社とライデンフィルムが手がける新作TVアニメシリーズで、
メインキャストとしてデビューが決定!
さらに、声優事務所へ所属が決定、無料レッスンが受けられるほか、
番組や吹替作品へ出演いただくなど、
東北新社グループが総力を挙げてバックアップいたします。

声優だけにとどまらず、舞台、映画と幅広い分野で羽ばたく、
第一歩を踏み出しませんか?
自薦・他薦は問いません。

みなさまのご応募、お待ちしております!

※詳細は公式HPをご確認ください。

「キミコエ・プロジェクト スペシャルステージ」開催レポート

2018.03.28

2018年3月25日(日)に、東京ビッグサイトにて開催された『Anime Japan 2018』にて「キミコエ・プロジェクト スペシャルステージ」を開催いたしました!

当日は、第1回のオーディションで合格し、声優デビューを果たした6名全員が登壇。
オーディション参加時を振り返った片平美那が「今でもレッスンはありますが、やはりメンバーがいるから頑張れたと思うんです。
切磋琢磨(せっさたくま)しあい、高めあいながら活動ができていると思います」と語ると、
飯野美紗子も「大切なつながりを見つけられる時間だったなと思います」
と誇らしげな顔を見せました。

 そしてイベントでは、「第2回 キミコエ・オーディション」の開催についても発表されました。「第2回 キミコエ・オーディション」では、声優を目指す男性を募集!さらに、「第2回 キミコエ・オーディション」の見届け人として、俳優・声優として第一線で活躍する津田健次郎さんが登場、会場は一層の盛り上がりを見せました。
そしてその後のトークコーナーでは、これから羽ばたいていく第1回合格者の彼女たちに、津田さんから役者としての心構えをレクチャーしていただく、というひと幕もありました。

 声優界の先輩として幅広く活躍する津田さんだけに、聞きたいことがたくさんある様子の彼女たち。「役者を目指したきっかけは?」「アニメや舞台のオーディションを受けるときに大事にしていることは?」といった質問が次々と飛び出すなど、彼女たちの質問もどんどんと熱を帯びていきます。
そして田中有紀からは「役の幅を広げるために大切だと思うこと、実践されていることはありますか?」という質問も。それに対しては「なんでしょうね…。パッと浮かんだのはどう生きるか、ということですね」と返答した津田さん。「普段、何を見て、どういう風に気持ちが動いて。どういう風に苦しんで、何に喜んで…ということが役者の幅を広げていくのかなと。そういうのものは日常にしかないですからね」と続けると、「やはり面白い芝居をする人と話をすると、その人はやはり面白い人なんですよね。いろんな角度でものごとを考えたり、いろんな体験をしていらっしゃったりとか。世の中の見方が面白いですよね。それは役者に限らず、表現者全般にも言えることで。職業に限らず、トップクラスの表現者はみんな面白いですよね」と付け加えました。

 さらに舞台、アニメ、ゲームと幅広いジャンルで活躍する津田さんに向けて「どれもお芝居という点では共通していると思いますが、ジャンルの違いで、演じ方に違いはありますか?」と神戸が質問。それに対して「基本的にはお芝居をするということに違いはないと思っています」と返答した津田さんは、「僕もいろんなジャンルのお仕事をやっているので、よく聞かれることなんですが、その時に答えるのは、一枚の絵を描くことがお芝居だとするならば、ジャンルの違いというのは、それが油絵なのか、水彩画なのか、という筆の使い方の違いなんだと思う、ということなんです。どの筆をチョイスするかで、最終的な印象が変わってくると思います。やはりすてきな絵を描ける人は、どのジャンルでもある程度すてきな絵が描けると思うんですよね」と切り出すと、「どの筆を使うか、というのは結局、実戦で覚えるのが早いんですよね。どうしても最初はうまくいかないじゃないですか。でも大恥をかいていけば覚えますよ。なぜならヤバいから。切実であればあるほど、覚えるのは早い気がしますね」とアドバイス。
経験豊富な津田さんならではの的確な答えの数々に、彼女たちも熱心に耳を傾けていました。

そんな白熱したイベントもいよいよ終盤。間もなく募集が開始となる「第2回 キミコエ・オーディション」について津田さんは、「とても面白そうな企画にお声がけしていただいて、光栄に思っています。自分に何ができるか分かりませんが、できることを精いっぱいやらせていただこうと思います」とコメント。「とにかく興味があったら、臆せずに応募してみてください。絶対にうまくいくとは限りませんが、一歩を踏み出さないと始まりません。ぜひとも応援をよろしくお願いします」と付け加え、「第2回 キミコエ・オーディション」を見届ける思いを語りました。
「キミコエ・プロジェクト」では、間もなく「第2回 キミコエ・オーディション」の募集を開始予定です。最新情報については随時、公式HPで発表を行ってまいります。声優界を担う新たなスターの誕生に、ぜひご注目ください。

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