キミコエ!WEBマガジン
津田 健次郎さん×新人声優「キミコエ往復書簡」第2回〈テーマ〉台本をいただいたときに意識すべきこと(林 幸矢君)
2020年02月07日
林君から津田健次郎さんへの質問
こんにちは。新人声優の林 幸矢です。
お忙しいところお返事いただきまして、ありがとうございます。
津田さんの現場デビュー時のお話を伺うことができ、とても参考になりました。
「自分にとってできることは何か?」を模索して、全力で取り組んでみたいと思います。
もう一つ質問させていただきたく、お手紙かかせていただきました。
僕は台本をいただいた時に、その場の設定や役の心情などを考えるのですが、津田さんが台本を手にされたら一番意識する点はどんな部分ですか?
台本を読み解いていく上で津田さんが実践されていることがあれば、教えていただけると幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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津田健次郎さんから林君へ回答
質問ありがとうございます。
僕の場合は、台本に書かれている自分のセリフの中で、心が動かされる言葉を探します。
例えそういう言葉が無くても、気になる言葉や興味深い言葉はあると思います。
その言葉は自分とキャラクターを繋ぐ橋になってくれるのではないかと思います。
その言葉を中心に、全体の状況や他のキャラクターとの関係性、自分の役の状況、設定や心情を踏まえて構築していく感じです。
後は、
自分の役の何をどう表現したいのか?
何をどう表現すべきなのか?
そんな事も考えます。
やはり上手くお答え出来ているか不安です(笑)。
※林君は最終回となります。(次回は古沢君)
第1回〈テーマ〉アフレコ収録現場における新人声優の心構え(林 幸矢君)はこちら