きみの声をとどけたい
監督 伊藤 尚往
竜の子アニメ技術研究所を経て、東映アニメーション制作の『ONE PIECE』や『おジャ魔女どれみ』シリーズで各話演出を担当。その後も同社作品を中心にTVシリーズの演出キャリアを積み、『イリヤの空、UFOの夏』や『ONE PIECE FILM STRONG WORLD EPISODE:0』で監督を務める。2015年活動の舞台をマッドハウスに移し、TVアニメ『オーバーロード』を監督として指揮。本作『きみの声をとどけたい』は、『劇場版総集編オーバーロード』2部作に次ぐ劇場監督作品である。
脚本 石川 学
1994年株式会社タツノコプロに入社。『新世紀エヴァンゲリオン』などのアニメーション制作に関わりながら、1998年『ジェネレイターガウル』で脚本デビュー。脚本家としてシナリオを執筆する傍ら、アニメーションプロデューサーとしても多数の作品に関わる。現在はクリーク・アンド・リバー社アニメシナリオチーム所属。代表作に『モノノ怪』『空中ブランコ』『カラダはみんな生きている』『夜桜四重奏・ハナノウタ』など。
音楽 松田 彬人
1982年生まれ、大阪府出身。虹音名義で2004年の音楽専門学校在学中、10代よりプロとしてクリエイター活動を開始。数多くのアニメ、ゲーム作品提供を重ね、2012年より本名である松田彬人名義にて、数多くのTVアニメ劇伴を手がけ、音楽的かつ映像的な旋律を紡ぎ出す。 代表作に『響け! ユーフォニアム』『中二病でも恋がしたい!』『バカとテストと召喚獣』など。
キャラクターデザイン 青木 俊直
1960年生まれ、東京都出身。雑誌のカットやショートコミック描きでキャリアをスタート。1990年頃からコンピューターを用いたアニメーション、イラストを手がける。NHK『むしまるQ』キャラクターデザイン&アニメーション、フジテレビ『ウゴウゴルーガ』アニメーション、『ポケモンカード』『ポケモン絵本』イラストなど。最近はマンガ、キャラクターデザインが主な仕事。アニメーションのキャラクター原案はmishmash*AimeeIsobeのMV『これから先、何度あなたと。』(監督:片渕須直)に続き2回目。
アニメーション/キャラクターデザイン 髙野 綾
作画監督、キャラクターデザイナー。株式会社アスリード出身。『チーズスイートホーム』や『ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』などで原画を務め、『しろくまカフェ』でキャラクターデザインを初担当。その後『干物妹!うまるちゃん』のキャラクターデザイナーを経て、『きみの声をとどけたい』で劇場作品のキャラクターデザインを初担当する。丸みを帯びたシルエットが印象的で、柔らかい作風の作品で起用されることが多い。
制作 マッドハウス
1972年に東京都杉並区阿佐ヶ谷で設立される。以来40年間に渡り、TVシリーズ、OVA、ODA、そして劇場アニメーションで数々の作品を生み出してきた。世に送り出した作品は300タイトルを超える老舗アニメーションスタジオ。培った経験を元に、新しい技術や技法を意欲的に取り込み、常に話題作を発信している。その姿勢は国内外から評価も高い。幅広いクリエーター陣による、多彩な演出が毛色のスタジオ。代表作に『カードキャプターさくら』『パプリカ』『DEATH NOTE』『サマーウォーズ』『ワンパンマン』『ノーゲーム・ノーライフ』など。現在は、中野区本町に拠点を移し、新作を鋭意制作中。